こんにちは!クリエイティブ・ウェブの石川です(*^^)v
この度、約10か月にわたる産休育休を経て、仕事復帰を果たしました!
今回は、産休~復帰までの紆余曲折を働くママの目線からお伝えしたいと思います。
まずは「産休までの準備と仕事の引継ぎ、想定外の騒動編」です。
会社への妊娠報告と社内告知
妊娠が発覚し、最初に「会社へはいつ、誰に、どう伝えよう?」と悩みました。
早速ネットで調査!と意気込み検索したところ「安定期に入ってから上司に伝える」というアドバイスが一番多く、それに習うことにしました。
一般的な安定期とは妊娠5か月からのことを指すそうで、このころはまだ妊娠3か月。
まだまだ先かなと考えながら、いつも通り仕事をしようと考えていました。
が…、しかし!つわりとの戦いがはじまり、離席する回数も増え、集中力に欠けミスも目立つようになったため、早めに上司への報告を決意しました。
おかげさまで早めに社内告知もしていただき、みなさんに色々お気遣いいただきながら、どうにか仕事をすることができました。結果、私は早めに相談した方が本人の精神的にも周りの配慮的にも、お互い気持ちよく仕事ができるのではないかと思います。
母性健康管理とは?時短勤務へ
戦いはまだ序章。
つわりによる体調不良と体の変化に想像以上の体力が削られ、妊娠4か月のあたりに母性健康管理に基づき、通勤緩和のために60分勤務時間を短縮していただきました。
電車のつり革につかまり続けるのも大変で「身重」という意味を痛感する毎日だったのですが、ほんの少し帰宅ラッシュを避けて移動することで座って帰れたり、お腹が大きくなるにつれてつまずいたりよろけたり歩くこと自体が危なっかしかったのですが、駅構内の混雑でもみくちゃにされることもなく、安全に通勤できたことが本当にありがたかったです。
妊娠中のお腹を守るのはママの使命!しんどいなと思ったら無理をせず、会社へ時短勤務の相談をすることを強くおすすめいたします。また、妊娠の報告もそうですが、女性が女性特有の状況を相談・報告しやすい会社の環境づくりも本当に大切だなと感じました。
クリエイティブ・ウェブでは、女性の比率が全体の64%!
そうなんです!実は働く女子の割合が高いのです!女性目線の細やかなケアや働きやすい体制が整っている理由がここにあるのです!
引継ぎ用のタスクまとめ
3か月ほどつわりと闘いながら、妊娠6か月の少しおなかが出てきたかな?というところで、いよいよ産休に向けてタスクのまとめと引継書の作成を始めました。
各自社システムのマニュアルを更新したり、システムチェックの表を作成したり、いつもの仕事を文字に起こすのはとても大変でした。ですが、この機会に共有できたこともたくさんあって「誰でも対応できる案件」というものを具現化できたのではないかなと思います。
また、永らくお世話になっているクライアント様へは早めにご連絡をしました。
しばらく不在になる旨や後任のお知らせなどが早めにできたことは、先方の安心感にもつながったのではないかと思います。逆に応援していただいたりお気遣いのお言葉をいただいたりと、仕事上のお付き合いの中でも人との関わり合いの大切さを改めて感じました。
緊急事態!切迫早産でドクターストップ!?
引継ぎのまとめも終盤。
妊娠後期にも入りお腹もだいぶ目立ってきた頃、なんだか痛いような張るような・・・。次の検診まで日数もあり、自慢の我慢強さと力強い胎動に励まされながら仕事をしておりました。
が…、これが良くなかったのかもしれません。
29週の検診で「切迫早産」と診断されドクターストップ。
「今からトイレ以外はベッドから動かないでください」と突然告げられました。
頭は真っ白。「仕事は?明日も出勤ですけど?」と思わず口に出てしまい、大人になってこんなに怒られるの?ってぐらい担当医から怒られてやっと「そんな状況ではない」と理解しましたが、気持ちの整理がつかないまま上司に連絡し現状を伝え、産休開始予定の1か月前にお休みに入らせていただくことになりました。
傷病手当金とは?自宅療養でももらえるの?
急に絶対安静になったことで、子供の事、体の事も心配でしたが、働くものとしてはこれからお金もかかるのに全く収入がなくなるのは不安!
そこで頼りになったのが「傷病手当金」です。出産手当金と同様に、勤め先の健康保険に加入していれば支給されます。申請書には、本人・病院・会社それぞれの記載箇所がありますので、前者2箇所を記入後に会社に提出しましょう。傷病手当金の支給条件には連続して3日間休む待期期間が必要ですが、その間は無給になってしまうので有給消化を充てていただきました。
簡単に書いてしまいましたが、わからない手続きばかりで当時は四苦八苦。一番良い方法を的確に教えていただいた弊社のスーパー総務さんには感謝感謝でした!
そして、実際の支給額はおおむね給料の3分の2ほどとなり、受給期間中も社会保険料等は発生しますので、私にとっては本当にありがたい健康保険制度でした。
※詳細はこちらから:全国健康保険協会『病気やケガで会社を休んだとき』
(傷病手当金支給申請書もダウンロードできます)
まとめ
産休前のドタバタ劇で仕事の引継ぎも終わらないままお休みに入ってしまい、そのまま産休を迎えることになりました。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、思い返してみると、周囲の方のご配慮やご協力があったからこそ、中途半端なままでも仕事を引き継いでいただき、不在の間も支えていただきました。出社していなくとも相談できる上司や同僚がいることで安心してお休みができました。
そして前述のスーパー総務さんがこのあと待ち受ける各種手続きもスムーズに対応してくださり、各種手当の支給までがとても早くて、おかげで安心して出産・子育てができました。
その詳細はまた次回「産休~出産編」でお話させていただければと思います!(^^)!